「だめ人間」の敵となる「保守派」とは
「悪い意味の」保守派だ!
1.「悪い意味の」保守派と「良い意味の」保守派は
どう違うのか?
2.「良い意味の」保守派を象徴する
中島岳志氏の「リベラル保守宣言」←New
1.「悪い意味の」保守派と「良い意味の」保守派は
どう違うのか?
「だめ人間」の敵となる「保守派」とは
「悪い意味の」保守派だ!
では「悪い意味の」保守派と
「良い意味の」保守派はどう違うのか?
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しかも、その「美学・理想・価値観」というのは、
体罰肯定・厳しい教育・厳しい労働・自己責任・全体主義・国家主義、
要するに、その類の「マッチョ方向のベクトル」だったりする。
「テレビに出てくる人」でいうなら、
石原慎太郎、橋下徹、宮崎哲弥、金美齢、櫻井よし子が挙げられる。
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それに対し「良い意味の」保守派とは
その「具体的方法・処方箋」とは、
「石原慎太郎的マッチョなベクトル」とは逆の、
いわゆる「リベラル」であることが多い。
その「良い意味の」保守派として挙げられる人物としては
中島岳志氏が挙げられる。
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中島氏の著作だが、
「リベラル保守」という言葉には、
意外性を感じる方も多いと思う、
「リベラル」と「保守」とは
対立する考え、というイメージは、
やはり強いものだし。
次回は、そのあたりを語ります。
〜次回に続く〜
2.「良い意味の」保守派を象徴する
中島岳志氏の「リベラル保守宣言」
「リベラル」と「保守」は
対立するもの、というイメージが強い。
「リベラル」=左翼
「保守」=右翼
という図式は確かにあるし、
実際、左翼系の人は、多様性を重んずるリベラルな発言をすることが多いし、
逆に保守の人は、全体主義な右翼発言をすることが多い。
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しかし中島岳志氏は、このイメージ、図式とは
違った立場を取る。
すなわち前述の
これを真摯に突き詰めると、一般的には保守と対立すると思われる
「リベラル」の考え方に達する。
よって「リベラル保守」を標榜する、との意である。
まさしく「良い意味の保守派」を象徴する立場と言えよう。
再度、本書を紹介しておく
〜次回に続く〜